アースデイに無料でコンポスト(堆肥)を配布!アメリカ・ポートランド

 
 

ごみは焼却ではなく埋め立てることが主流のアメリカでは、数年前から、生ごみの分別回収、あるいは自宅での一時処理を義務付けている自治体が多くあります。

アメリカ・オレゴン州のポートランド市では、2005年から、市による家庭の生ごみ回収が始まっています。それは市の郊外で堆肥化の処理がなされ、コミュニティガーデンなどに配布されています。

一方で、生ごみの他に、もうひとつ、市が回収して堆肥化しているものがあります。それは、秋に街路樹や家庭の木から落ちてくる落ち葉。秋には地域ごとに2回「リーフデイ」と呼ばれるイベントがあり、各家庭が集めた落ち葉を市が回収をしています。


毎年アースデイに落ち葉由来のコンポストを無料で配布!

その落ち葉でできたコンポストの行方は、というと、毎年アースデイに堆肥化して、無料で市民に配るというイベントをポートランド市が行なっています。

2025年も開催されましたが、本当に人気のイベントで、みんなトラックやバンを借りて押し寄せます。

ポートランド市の公式サイ市の公式サイトより。配布情報を速報で流しています。

秋に自分たちの手で集めた落ち葉が、こうして、春には自分たちの庭に戻ってくる。身近に循環を感じられる取り組みですね!

文:composter編集部

 
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